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吉村昭さん 逝く
作家の吉村昭さんが、7月31日に亡くなっていたそうだ。 恥ずかしながらこの方の作品を読んだのは ここ3,4年前のことであった。 実家の本整理は、私に流れてくることが多く その中に吉村氏の「関東大震災」が、入っていた。 歴史物、動乱モノ、戦争物は好きなジャンルなのだが 何の気なしに読んでみると、のめり込むように 一気に読んでしまった。 聞くところに彼は、徹底した史料調査と現地取材によって 様々な歴史小説を生んでいるのだそうだ。 便利な世の中の今からは、なかなか想像できない大正時代。 そこには、地震の恐ろしさ、集団の恐ろしさ、 日本人が在日にしてしまった残虐性などが、刻銘に描き出されていた。 またバンジーと網走に行った際、網走刑務所にもおいてあった 「破獄」。 刑務所脱走の天才日本人、を描いた小説だ。 どういう手口で脱獄していったのか、 当時の刑務所はどんなモノであったのか、など 実におもしろい。女性にもかなりおもしろく読めると思う。 バンジーとは今でも、この小説の話題が時々、出る。 吉村昭氏は晩年、戦争体験者が少なくなったりして 取材が難しくなってきた、とこぼしていたらしい。 これらの小説を通して、我々の世代は、 学校では教えてくれなかった近代日本を知るのは、例えば アジア近隣の言い分報道(歴史観)などを 冷静に解釈するのにも、必要なのではないかなぁ、と思っている。 吉村昭氏の最後も、壮絶だったらしい。 自ら、点滴などのチューブを抜いて、傍らにいた長女に 「死ぬぞ」といって翌日、亡くなられたらしい。 死因は、膵臓(すいぞう)がん。79歳。 吉村昭氏の冥福をお祈りしたい。 8/25 ダイエット進行状況。 前日比体重±0.0kg、トータル-4.5kg →目標まであと、9.5kg 前日比体脂肪率-0.4%、トータル±0.0%
by BBSTAR2005
| 2006-08-26 15:25
| ちょっと、マジメな話
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